2018年01月21日
家族の葬儀が終わってから、家族間で遺品を分配する動きがあります。フォーマルのスーツや宝石など価値が高い品を家族観で分け合うのですが、品物を巡ってもめてしまうケースが後を絶たないです。亡くなってから家族間で問題を起こすとかなり後味が悪くなってしまうので、生前にどの品を家族に渡すのかをある程度決めておくことで揉め事を回避できます。
また自身で、どの品を分配するのかを直筆で書く際には弁護士が立ち会うとより信憑性が高い証書を作ることができます。弁護士立ち合いの元で書かれた文章でしたら、家族間で揉める可能性は相当低いですし、円滑に品物の受け渡しができるようになります。
最も揉める分配が金銭に絡む問題です。生前に貯めておいた現金及び株などの金融商品等を家族で分け合う際は、必ず弁護士立ち合いの元で文章を作成し、誰一人かけることなく平等に分けることが大事です。また弁護士の先生だけではなく、遺産に精通している税理士の先生に依頼すればより家族が納得できるように仕上げてくれます。遺品を巡って、家族が揉めるのは最も避けたいことです。お金や宝石などの受け渡しの話を最も避けたがる傾向が日本人にはありますが、常日頃から話をしておくことが大事です。家族も日頃から意識し、生前に受け渡しの話を定期的に開催することで揉める要因を少しでも減らしていくことができ、全員平等に行き渡らせることができます。生前のコミュニケーションをより密にすることが大事です。