2018年03月04日
葬儀業者の勤務する時間と休日に関して
葬儀業者の勤務する時間に関しては、朝方9時ごろから始まり夕方の5時ごろまで、という決まりになっているところが少なくありません。そのような中で、昼休みに関しては1時間取れます。しかしながら、業務の性質上、既定の勤務する時間内に終了しないケースもかなりあります。
通夜、あるいは告別式が入ったら、朝から夜まで業務そのものが続きますし、人間が命を落とすと即駆けつけなければならないことから、夜の時間帯でも仕事が入ることもあり得ます。その結果、非常に多くの葬儀業者では当番制で真夜中の勤務の仕事を回していると考えられます。
大手であれば、人の数も多いため、真夜中の勤めも少なくて済みますが、あまり大きくない葬儀屋では1ヶ月に何回も夜勤になることが想定されます。あらためていうまでもなく、夜勤の手当てがつくことから、当番を非常に多く引き受ければサラリーも増加します。
大手は週休2日制である会社がありますが、休日はシフト制となっています。通常のスケールの葬儀業者では、お休みの日は月に5日から7日という決まりで、やはりシフト制を採用しています。お休みの日は、多くが葬儀が無い友引の日というものになります。
業務の特質上、一般法人のように各週末の土曜日日曜日を休日にすることは不可能です。通夜や告別式は祝日、日曜日でも関係無しに為されるからです。従業員が多くいる場合は、シフトがきちんと決められていて休日もとれますが、小さめの業者ではオフでも仕事に呼ばれることがたくさんあります。その結果、休日であっても携帯電話をチェックしながら、暮らしている人も少ないとは言えません。