2018年03月26日
お焼香の基本知識をチェックしてマナーを確認しよう
一般葬に参列した場合、お焼香を行うことになります。何となく前の人が行っている仕草をマネして、お焼香をするという人も多いですが、はやり基本知識を知っておいたほうが安心です。いざという時に困らないよう、お焼香のマナーを確認しておきましょう。
右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香でつまんでから、目の高さまで持ち上げるのが基本マナーです。目の高さまで持ち上げることを「おしいただく」と言います。おしいただいた後は指をこすりながら香炉の中に抹香を落としましょう。
この動作を1回から3回繰り替えすのがお焼香の基本的なやり方です。この時、注意したいのが故人がどのような宗派に属しているかです。宗派によってはお焼香の回数が変わってきます。どの宗派が何回お焼香をするのかは事前に確認しておかないと、なかなか把握できません。
お葬式に参列する時は故人の宗派と、その宗派では何回お焼香をするのかをチェックしておく必要があります。例えば浄土真宗の場合はおしいただくことはせず、1回のみお焼香をするのがマナーです。曹洞宗だと1回目はおしいただき、2回目はおしいただかないといった細かいルールがあります。
もし故人の宗派が分からないという場合は、1回のみ行うと良いでしょう。さらに自分が信仰している宗派に合わせて、お焼香することも問題はありません。故人の宗派が分かっている場合も、時間調整などで1回のみお焼香するケースがあります。回数が指定された場合はそれに従いましょう。