2018年04月30日
御葬式の仕方は宗教によって異なります
日本国内には様々な宗教が存在しています。仏教徒の方もいますし、キリスト教徒のかたもいます。仏教はお寺の僧侶のかたがお経を読むことが基本ですが、キリスト教の場合は教会の神父さんや牧師さんによって弔ってもらうお葬式です。
式場の様子なども違いますし、葬儀の流れもまったくことなります。宗教はその故人が人生を掛けて意識をしていたことですので、その死はその宗教の教義に基づいたもので行うことが正しいと言えるでしょう。いかに丁寧で豪華なお式と言っても、その故人のご遺志を無視したお式では意味がありません。
ご家族やご親族も、そのあたりをしっかりと理解しておく必要があります。一つのご家族の中でも、宗教が異なるという場合がありますので、御葬式やお通夜の形式に関しては、必ず事前に故人に確認しておくとよいでしょう。
昨今は故人ご自身が自分の死後のお式のことを設定しておくことが多いです。お葬式サポート業者のかたも、生前契約を受け付けているところが増えています。ご家族やご親族にとっては、故人がいなくなってからご遺志を確認することはとても難しいことですので、生前にあらかじめ決めておいてくれたほうが安心できるということです。