2018年05月04日
生きている間に渡すことを考えよう
自分がこの世から去った後でも、所有していたアイテムは残り続けるため、遺族に整理をしてもらう必要があります。しかし、場合によってはすべて処分されてしまうケースもあるため、それを嫌だと感じる方もいるでしょう。
たしかに、中には貴重なものや思い入れがあるものもあるはずなので、適当に処分されるのが嫌だと感じて当然です。もしも、そのような状況にしたくないのなら、終活として自分の意志で形見として身内や知り合いに分けてしまいましょう。
遺族に形見分けをして欲しいと伝えるのも手ですが、それならば自身でおこなってしまったほうが、自分の望み通りの結果を得られるからです。喜んでくれる顔も見られますので、亡くなってからおこなうケースとはまったく違う形見分けにできます。
なお、形見という言葉のイメージから、渡したときに受け取る側に心理的負担を感じさせてしまうこともあるでしょう。そのように感じて欲しくないのなら、形見分けとしてではなく、普通にプレゼントしてしまってもよいです。きちんと使ってくれる方にプレゼントするのならば、形見というワードをださなくても十分なはずです。まだまだ元気なうちにおこなえるのが終活のメリットなので、気軽に形見をいろいろな方に渡しましょう。