2018年11月24日
決められた法律を守って正しく埋骨
突然の親しい家族の死は大変悲しいことですが、家族はその悲しみに浸る間もなく葬儀の準備を行わなければなりません。また、骨を納めるまでは遺族に気の休まる時間はないため、出来ることは事前にしっかりと準備して、落ち度がないようにしてください。
お葬式では、「香典返しは何にするか」「故人の死を誰に連絡したか」「喪主の挨拶はどうするか」など、たくさんの決め事があり、残された遺族は息つく暇もありません。しかし、それらの細かな決定事項は、ほとんどの場合が葬儀会社が手伝ってくれるので、相談しながら準備を進めていくと安心です。
お通夜とお葬式が終わると火葬が行われますが、この時に発行される証明書は後に使用するため大切に保管しておくことが重要です。火葬の後、お寺などの指示に従って納骨が行われるケースが多いですが、勝手な場所に好きな時に埋骨してはいけません。日本には、埋骨に関する法律が定められており、場所や方法などの決め事が記載されています。また、埋骨する際は、火葬場が発行した証明書が必要となるため、重要な書類関係は大切に保管しておくことが大切です。最近では、樹木葬や集団納骨堂など、様々な形の納骨方法がありますが、どの方法を取っても法律を厳守する必要があるため、お寺や自治体の規定を正しく守ることが大切です。