2019年01月10日
骨壺を生前に購入するときの注意すべき点
人が没後に収まって供養される場合、半永久的にその中にいるのが骨壺です。中身をあけ土の中へ埋葬するエリアも見られますが、多くの場合カロートという名の石で埋め尽くされた部分に佇みます。終の棲家ですから、生前に自らが選択しておきたいと感じるのは自然でしょう。
選択するときには注意すべき点があります。まず大きさをチェックすることが大事です。東日本は7寸、西日本は6寸が一般的です。東日本は一切合切のお骨を拾いますが、西日本は一部分しか拾いません。菩提寺もしくは葬儀社に対して確かめて自分自身のエリア内の風習を熟知し、最適なサイズを選ぶと良いでしょう。
体格が大きい人だからといって7寸を越すサイズを選択すると、次は墓のカロートに入らないことが出てきますから、気を付ける必要があります。また、フタの部分をチェックすることも大切です。家で供養することを考えた骨壺には、フタに艶やかな装飾がされているものがあります。しかしながら、蝶または鶴などの装飾により背が高くなってしまうとなると、墓に入らない可能性が考えられます。フタのデザインがあるものを選択する場合は、基本的に自宅用として、納骨向けには葬儀会社のセット料金プランについている骨壺を使うようにしましょう。