2019年11月01日
果てしなく待ち続けられるかどうするか
今の日本は少子高齢化社会なので、都市部になると葬儀場の予約が満杯になってきているといわれます。そのために都市部の一部地域などでは1週間とか10日とか待たなければならない事例も発生しています。これまでのお葬式のスタイルは死んでから1日くらい後になって通夜を行い、その翌日の10時から13時くらいに告別式というスタイルで行われていました。
そして全部で3日ほどでお葬式自体を終えることが可能でした。このときは葬儀場とお寺さんと火葬場の全部がセットで予約できなければ成立しません。しかし現実に高齢者が多くなりすぎると、その考えも見直さなければならないかもしれない時代が到来してきています。
もしなにも見直さないままだとすると遺族親族たちはひたすら何日も他の用事そっちのけで待ち続ける覚悟が要求されます。葬儀場が満杯になりやすいのは安価で火葬場が併設している公営になっています。これを避けるためには火葬場が併設してない民営に誘導してみたり、告別式儀式と火葬場処理は別の日に行うなどの検討も必要になるかもしれません。
すでに一部の都市では友引が迷信に過ぎないとして友引の日でも火葬場が稼働するようになっていますが、利用率は依然として低いのが現状となっています。