2019年11月30日
告別式の際に壇上で挨拶するときのマナー
葬儀の喪主になると、遺族代表としての挨拶をさまざまな場面で行います。その中でも特に大切なのが告別式です。出棺前の儀式として行う告別式の挨拶は、できるだけ失敗しないように、どのような言葉を伝えるか事前に考え、一生懸命覚えてくる人も多いかもしれません。
でも、大切な家族を失った悲しみは精神的にも大きなダメージになっていて、ショックの大きさから正常な気持ちであいさつができない人もいるかもしれません。また、普段の生活の中で、人前で話す機会がない人は、壇上であいさつをすることに緊張し、頭が真っ白になってしまったり、上手に話すことができなくなることもあるでしょう。
そんな大切なあいさつを行う際は、伝えたい文章をメモに書いておくと良いでしょう。壇上で紙を見ながらあいさつをすることはマナー違反ではありません。告別式に参列してくれた方々へきちんと言葉を伝えるためにも、メモを用意しておくと安心です。
また、どのようなあいさつをすればいいかわからない場合は、インターネットのマナーサイトやマナー本などで挨拶の文例を参考にすると良いでしょう。たくさんの文例の中から、自分に合うものを見つけて紙にメモしておけば、慌てることもなく、より安心して壇上に立つことができます。