2020年01月12日
遠方の葬儀に参列するときに知っておきたいこと
遠方の葬儀に参列するときは、喪服を着て移動していいのか迷うことがあります。確かに喪服を着て飛行機や新幹線に乗ると目立ってしまいますし、移動に長時間かかる場合は喪服にシワがついてだらしない印象を与えかねません。
服装に迷ったときは喪服を持参して、到着してから着替えるとよいでしょう。宿泊が必要でホテルを予約している場合は、チェックインしてから喪服に着替えて斎場に向かいましょう。また、宿泊を予定していない場合は、駅のトイレで着替えて、コインロッカーに荷物を預ける方法があります。
もしも親族の葬儀に参列する場合は、事前に遺族に着替えができるかどうかを確認すれば、控室を貸してもらえる可能性もあります。訃報の連絡を受けたときに、到着してから着替えたいことを伝えてみるとよいでしょう。ちなみに、喪服を持参するときは、スーツを入れる専用のバッグを利用すれば、きれいな状態のままで喪服を斎場に持ち込むことができます。
最近はスーツだけではなく、ネクタイやワイシャツといった必要な小物を全て入れることができるバッグも販売されていますので上手に活用してみるとよいでしょう。また、冬場で厚手のコートを着て移動する場合は、あらかじめ斎場にクロークがあるかを確認しておくと安心です。
もしもクロークがない場合は、手荷物としてコートを持ち込むことが可能です。ただし、斎場に入る前に必ずコートを脱いで、手に持ってから入るようにしましょう。