2020年04月03日
遠方から参列するときは礼服を持参しましょう
葬儀には、礼服を着用して参列するのが基本的なマナーです。ただ、遠方から参列するために新幹線や飛行機に乗る場合は、礼服を着て移動することに抵抗感を持つ人は少なくありません。そんなときは、礼服をスーツを持ち運ぶための専用バッグに入れて持参して、いつもの服装で移動するとよいでしょう。
いつもの服装で移動すれば周りの乗客にも違和感を与えることがありませんし、乗り物に乗っている間に礼服にシワができてしまうこともありません。また、何らかの原因で大切な礼服を汚してしまったり、シミをつけてしまう心配もないので安心です。
ただ、斎場へは礼服を着用して行くことがマナーだということを頭に入れておかなくてはいけません。駅や空港のトイレで着替える他、ホテルに宿泊する予定なら、チェックインしてからホテルの部屋で着替えてから斎場に向かうようにしましょう。
ちなみに、斎場には遺族のための控え室が用意されています。控え室は遺族のみが使えるお部屋なので、基本的には遺族以外が立ち入ることができません。平服で移動する場合はこの点を頭に入れておき、自分が降り立つ駅や空港に着替えるためのトイレがあるかを確認しておけば、当日のトラブルを避けることができます。