一般的な葬儀の流れの半ばの状況です
家族の中の誰が亡くなった場合でも、同じ段取りで葬儀は進んで行きます。家族が亡くなれば、まずは医師に連絡して死亡診断書、そして檀家の住職に連絡して葬式の日取りを決めます。当然家庭には親戚縁者が駆け付けてきていますから、徐々に葬式のための準備、整理整頓が静かに始まると言う事になります。もちろん、親戚縁者以外にも家族の死を連絡すべき人物がおれば、その都度連絡する事になります。そしてこれが地方では古より伝わっている風習にもなっていますが、家族の死を近隣にも伝えると言う事です。地方などでは、ある意味集団的付き合いと言う事が多いです。そのために近隣で訃報に対してお悔やみを言うと言う伝習があります。それが地域の在り方でもあります。
多くの場合は、告げる人と書いて、つげと呼びます。既にその家族の死を知った近隣は、その日の内に、故人に対してお悔やみを告げる場合もあります。地域の葬儀の背景でもあります。故人は必ず家庭内の和室か自室に安置されて枕は北枕、そして小さな祭壇の下で家族に見守られながら安置されます。葬式の準備は着々と進んでいます。住職に連絡して葬式の日程が決まり、業者に連絡して段取りを決めます。その段取りを文書に作成して、それを近隣に配ると言う事になります。もちろん知人や知り合いにもその日取りを連絡して、家族が亡くなった事を連絡します。正式な葬式に向けて、多くの方々が和室や自室に安置されている故人にお悔やみに訪れます。
正式な葬式に参列出来ないと言う人の場合がこの方式を取ります。もちろん、その際には香典を持ちながらの弔問と言う事になります。この場合は、私服であろうが喪服であろうが特段決まりはない事になっています。家族や知人知り合いは、故人のために贈り物を考えます。祭壇に飾るためのものを考えます。多くの場合が花となります。業者の場合は、提携している花屋に葬式用の花を発注する事になります。一人でも良し、そして複数での一つの花でも構わないので発注します。それが祭壇の左右に飾られると言う事になります。そして、家の外では、葬式の受付の準備も着々と進まれると言う事になります。日本の場合は葬式に相応しい日取りもありますから、それに合わせての葬式の日程を決めると言う事になります。
家族が亡くなって、そして日取りが決まれば、地方では、まず最初に儀式として行われるのが念仏と言われる儀式です。大凡本格的葬儀の前座と言う事になります。
[参考サイトのご紹介]
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