1日葬を行う場合に得る事ができるメリット
葬儀は故人と最後のお別れをする場として行われる式となりますが、葬式の種類によっても特徴は大きく異なります。その中で選ばれる事が増えてきている式タイプの1つとして、1日葬と呼ばれる種類があります。本来であれば通夜と告別式を2日間に分ける一般葬や家族葬はありますが、葬式自体を1日で行うというのが大きな特徴となっています。通夜は行われず告別式と火葬を1日で済ませるタイプとなるので、やはり遺族にとっては費用面をぐっと抑える事ができるのは大きなメリットの1つです。
斎場を決める時にここだけはチェックしておこう
斎場を選ぶ基準は、それぞれの遺族の考え方や参列者の希望などに大きく左右されますが、初めて会場選びをする際は、なるべく評判が良い会場を実際に見学して、担当者と設備や利用可能なサービスについて相談することが大切です。大手の葬儀業者の中には、デザインや設備などにこだわりがある葬儀のための会場を多数運営しているところがあるため、理想的な葬儀を行ううえでじっくりと会場探しをすることがおすすめです。また、人気の高い斎場については、土日祝日だけでなく平日の予約も取りにくいところや、選択できるサービスが限られるところもあるため、慎重にそれぞれの会場の特徴を比較することがポイントです。
葬儀を執り行うために必要となる費用とは
葬儀を執り行う時には業者に依頼することになりますが、いざ見積もりをチェックした時に妥当な金額なのかわからず悩む人はかなり多いです。しかし日本人は葬儀の費用の交渉をすることはよくないというイメージを持っており、なかなか交渉したり比較してから決めるということができない傾向にあります。費用の大まかな内訳としては、遺体の移送費や安置費用、霊柩車やバスなどの車両関係費用に始まり、式場利用費や祭壇、棺、遺影や受付備品といった葬祭用品にかかる費用が必要になります。
葬儀の際に提供される食事は遺族側が手配する食事
人が大勢集まるシーンには食べものが付きものですが、葬儀の時の食事はどうなるのかも気になります。参列前後に自分たちでファミレスなどで食事をするわけではなく、この時に当てはまるのは葬儀やお通夜に初七日の法要といった際の食事であり、参列者が準備するのではなく用意をするのは遺族側です。なぜ食事を出すのかには目的があって、亡くなった方をしのび供養をするためのものであり、精進落としなどはまさにそれにあたります。